位相シフト法3次元形状計測技術
概要
位相シフト法による3次元形状計測では、位相を変えた縞パターンをプロジェクタを使って対象物に投影し計測します。これにより広範囲に高精度な結果が得られます。
当社の「ステレオカメラ方式位相シフト法」による3次元形状計測ソフトウェアは、以下のような特長を持っています。
・プロジェクタとカメラの設置自由度が高い
・キャリブレーションが容易
・プロジェクタの性能の影響を受けにくい
この度さらなる開発を行っており、新しい技術を用いて取得した3次元点群を例に、その特長を以下に御紹介します。
特長
- 対象物の表面光沢に強い
- 色つき3次元点群データの取得
・コーヒーポットのような表面光沢があるステンレス外装でも、点群の抜けはほとんど無し
<コーヒーポットの3次元点群画像>
・軽トラックのような大きな物体の、色つき3次元点群データも取得可能
<軽トラックの3次元点群画像>
サンプルデータをご希望の方はお問い合わせフォームからお問い合わせください。軽トラックのデータの場合、およそ2mm分解能で68万点、約30MBのデータとなります。